スペインタイルについて

スペインタイルの歴史

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タイルの歴史について簡単に説明させて下さい。

紀元前にエジプトで誕生したタイルや陶器は、8世紀にイスラムの人々によってスペインへ伝わりました。これがヨーロッパにおけるタイル文化の始まりといわれています。

やがて17世紀になると、スペインでタイルの製造技術が成熟していきます。18世紀以降は産業革命もあり、品質や絵柄の優れたタイルがスペインからヨー口ッパ全土に広がっていきました。

このようにスペインは、ヨー口ッパで一番長いタイル製造の歴史を持ち、ヨー口ッパの近世陶器発祥の地と言われています。 そこではタイルに適した土や粘土や鉱石が産出され、各メー力ーが最先端のデザインや技術を競い合っています。

トップクラスの「パメサ」タイル

私たちが扱っているパメサタイルは、1972年に創業された長い実績を持つスペインタイルのトップメー力ーです。
パメサ社は、世界最先端のタイル製造機械を導入しています。そのプレス成型機の圧力は、日本のトップメーカーが900トンから1000トンであるのに対して、2500トンもあります。

また、ロトコロールという新しい技術により、タイル1枚1枚の柄を変えて製造することができ、自然の大理石により近づけたタイルも人気のシリーズになっています。

また、耐摩耗性や強度などはJIS規格をはるかに上回っており、品質においてもトップクラスのタイルです。

数多くの芸術家を育んだスペインのタイルはまさに芸術品

アントニオ・ガウディそしてピカソ、数多くの芸術家を育んだ国、スペイン。 そこはまた、ヨーロピアンタイルの美と伝統を育んできた国でもあります。

タイルとしての機能、品質はもとよりスペイン産タイルの美しさは芸術品と呼ぶのにふさわしいものです。
パメサ社は創業以来常に高品質のタイルを造るべく技術の研究と設備の刷新を重ねてまいりました。タイルづくりに最適な原料の産地スペイン地中海沿岸、最高のタイル製造技術と最新の設備、厳しい品質管理、そして一流のデザイナー達、それらの中からつくり出される美しいスペインタイルはヨーロッパをはじめ世界各地で愛されています。

2,500トンという世界最大級のプレス成型機による大型タイルの製造技術、自然石の質感とその美しさを追求した石調タイルの豊富なバリエーション、クラシックからモダニズムまでそれらが持つ魅力を見事に表現したデザインタイルの数々、そこにはスペインタイルをつくる人々のタイルへの愛情とこだわりがあります。地中海の優しい風とおだやかな陽ざし、そんなやすらぎがきっと見つかることでしょう。